せかいとことば

世界は言葉によってつくられているし世界は絶えず言葉を生み出しているし。雑多な文章をつらつらと。

【DIY】自転車を無料で修理する方法

 自転車がパンクした。自分で修理をするのもやぶさかではないが、よく見るとタイヤ自体に亀裂が入っている。これはタイヤごと変えないとまたすぐにパンクするだろうから、タイヤ代だけでも2000円はかかってしまう……

 かたや街に目を向ければ無数の放置自転車があるではないか! タダで自転車が落ちているようなものなのにお金を払って修理するのは馬鹿らしいよなあと考えているうちに、すばらしい修理法を発明したのでここに記す。

 

【放置自転車からタイヤを抜き取る】

 パンク修理したいタイヤと同じ大きさのタイヤをつけた不要な自転車または放置自転車を探しましょう。ママチャリならだいたい26インチか27インチなので探せばすぐに見つかる。なるべく綺麗で空気が入っており、ホイールが曲がっていないものを選びましょう。

 修理したいタイヤが前輪なら前輪、後輪なら後輪を外します。キャップをペンチで外し、ナットをメガネレンチで外していきます(強く固定されているので、6点で締め付けるタイプのものを使うこと)。

 ここで注意するのは後輪の場合は前輪に比べて面倒なことです。ブレーキや変速機のワイヤー部分も外さなくてはならないので難易度が上がります。それに比べて前輪はただ外すだけだから楽。また、外すときにタイヤの向きを覚えておくとつけるときに役立ちます(別に逆につけてもそんなに影響はないのですが)。

 

【自転車にタイヤをつける】
 同じ要領で、修理したい自転車のタイヤを外して、先ほど抜き取ったタイヤをつけていきます。ここで注意するのは、元のタイヤを外す際にナットやワッシャーなどの順番を覚えておくことです。写真を撮っておいたり、部品を外側から順番に並べて置いておいたりすると作業がはかどります。外した部品はなくならないように布などの上に置いておくこと。

 最後に、外したタイヤは、先ほどタイヤを抜き取った自転車に戻しておくと良いでしょう。そうしたら処分する際についでに持って行ってもらえます。

 

 自転車のパンク修理はチューブのパンクであれば百均の修理セットで直すことができますが、初心者の場合手間がかかったり、かえってパンクが酷くなってしまうこともあります。またチューブやタイヤの劣化自体はどうしようもないもので、交換が必要になりますが、別の自転車と交換するこの方法であればお金が一切かかりません。慣れたら10分程度で作業することができます。

 また同様にしてカゴ、サドル、ハンドル、荷台、ペダル、ベル、ライトなんかの部品も交換することができます。まだ使えるのに捨てられてしまう自転車を活用して、お金をかけずに自転車を修理しましょう!(放置自転車から部品を取る場合は、管理者に許可を取ることを忘れずに)