せかいとことば

世界は言葉によってつくられているし世界は絶えず言葉を生み出しているし。雑多な文章をつらつらと。

天国まであと37km

雨降り。雨降りの今日、っていうのはまぼろしで、別に雨は降っていないけど部屋にいるとなんとなく外は雨だったらいいなぁとかそんなことを考える。ので、今日は雨。猛烈なラムネの食べたさがやっとの思いで夕暮れの中わたしをお出かけたらしめる。こういうタイミングで、以前買ったけど食べるのを忘れていた菓子が発掘されたりした日には、うひょおとなり、速攻で食べるのだけどすぐになくなる。

やっとの思い、というのは全身がだるいわけで、その原因は風邪。風邪、とひとくちにいったってまぁそりゃいろいろな症状があるわけよね、でもそれをひとくちに風邪、といって済ませられるし、何か名状しがたいだるみが襲ってきた時にも風邪、と言っておけば便利なわけです。風邪。とくに後者としての風邪。そんなこんなで街を歩くわたくし、は病人なので、病人らしい振る舞いをせなあかんなぁと思っていると何かが足りない、ので、コンビニエンスでマスクを購入。咳が出るからとかそんな世俗的きわまる理由は毛頭なくただただ病人であることを表現するため、それだけのためにそれをつけるわたしはなんと真摯なのだろう。

わたしがこんなことであれこれ悩むのも、風邪が元凶。本当に風邪はやっかいで、どんな人でもたいてい、定期的に風邪をひくようにできていて、なんていうかメンテナンス期間みたいなものを神様はわたしたちにプログラムしてくださったのかしらと思うけどそれならここまで気だるくさせる必要はないと思うわけ。いや、ここまでしないと人間は休まないということか、それならばマメにバカンスを愉しむ西欧の方々は風邪をひかないのだろうか、ということになるのでもしかしたら西欧の方々は風邪をひかないのかもしれない。

今したいことは天ぷら。天ぷら、になりたいのではなくて、天ぷらを食べたい。思いっきり、思い切りのいい天丼、もしくは塩をまぶした天ぷらをガツガツと。蕎麦屋の軒先の天ぷら、にとても良く似てはいるが食べられないフェイク、を見て苛立つ。天ぷらのぷらはフライのフラ、ってどっかで聞いてすげー納得したけどじゃあ、天っていったい何。