せかいとことば

世界は言葉によってつくられているし世界は絶えず言葉を生み出しているし。雑多な文章をつらつらと。

【DIY】ドアのスピード調整方法(閉まるのが速い/遅い場合)

  ドア。それはあらゆる建物についていて、毎日のように開け閉めされるものであるにも関わらず、あまり手入れのされないかわいそうなものでもある。友人の家に行くとものすごいスピードで閉まったり、逆に閉まるのが遅かったりと不便なドアをよく見かける。

  調整をしてあげると喜ばれることが多いので、調整方法を伝授する。って言うほどでもないくらい超簡単。

 

f:id:fhjnq:20170710235640j:image  ドア上部の付け根の方に、上の写真のような装置(ドアクローザーという)がある。この装置の側面についているネジをドライバーで時計回しに締めればドアの閉まるスピードが遅くなり、反時計回りに緩めればスピードは速くなる。たったそれだけなのだ!

 

  写真は旧式のネジが一つのタイプだが、最近のものはネジが上下に二つ付いているタイプが多い。なぜ二つあるかと言うと、ドアを開けて離した直後のスピード(初速)と、ドアが閉まる直前のスピードと二段階の設定ができるのである。ハイテク!

  上のネジが前者、下のネジが後者のスピードを調整している場合が多い。上のネジを緩めて、下のネジを締めれば「閉じるスピードは速いけど閉まるときの音はうるさくない」という、極めて理想的な状況を作ることができる。

 

  ただ、ネジの調整は微妙な加減が必要で難しいところもあったりする。うまくできない場合は、一度ネジを締めてスピードが遅い状態にして、ネジを一回転ずつ緩めて変化を見ながら調整していくといい。

 

  以上がドアのスピード調整だが、ドアクローザーの取り付け部や、ドアの固定部のネジ自体が緩んでいる場合があるので、これもついでに点検しておこう。開け閉めするたびに異音がする場合は、付け根の可動部を掃除したり、オイルを刺したりなどのメンテナンスも必要だ。

  理想的なドアに調整して、友達や隣人に差をつけよう!