【DIY】ドアのスピード調整方法(閉まるのが速い/遅い場合)
ドア。それはあらゆる建物についていて、毎日のように開け閉めされるものであるにも関わらず、あまり手入れのされないかわいそうなものでもある。友人の家に行くとものすごいスピードで閉まったり、逆に閉まるのが遅かったりと不便なドアをよく見かける。
調整をしてあげると喜ばれることが多いので、調整方法を伝授する。って言うほどでもないくらい超簡単。
ドア上部の付け根の方に、上の写真のような装置(ドアクローザーという)がある。この装置の側面についているネジをドライバーで時計回しに締めればドアの閉まるスピードが遅くなり、反時計回りに緩めればスピードは速くなる。たったそれだけなのだ!
写真は旧式のネジが一つのタイプだが、最近のものはネジが上下に二つ付いているタイプが多い。なぜ二つあるかと言うと、ドアを開けて離した直後のスピード(初速)と、ドアが閉まる直前のスピードと二段階の設定ができるのである。ハイテク!
上のネジが前者、下のネジが後者のスピードを調整している場合が多い。上のネジを緩めて、下のネジを締めれば「閉じるスピードは速いけど閉まるときの音はうるさくない」という、極めて理想的な状況を作ることができる。
ただ、ネジの調整は微妙な加減が必要で難しいところもあったりする。うまくできない場合は、一度ネジを締めてスピードが遅い状態にして、ネジを一回転ずつ緩めて変化を見ながら調整していくといい。
以上がドアのスピード調整だが、ドアクローザーの取り付け部や、ドアの固定部のネジ自体が緩んでいる場合があるので、これもついでに点検しておこう。開け閉めするたびに異音がする場合は、付け根の可動部を掃除したり、オイルを刺したりなどのメンテナンスも必要だ。
理想的なドアに調整して、友達や隣人に差をつけよう!