せかいとことば

世界は言葉によってつくられているし世界は絶えず言葉を生み出しているし。雑多な文章をつらつらと。

遠くでたき火をしている

むむむ、と塞ぎ込んで、ああこりゃいかんとたまには遠くへ出かけてみて。そしたらなんだか疲れてまた塞ぎ込む。こうして日々を消化してどんどんいのちを消耗している感じで、ああこれは駄目だ、と思ったりすることはある。そういうループ、はちょっとしたきっかけで、フッと切れたりするのだがこれまたなかなか難しい。
いつからか、死ねばすべて解決する、みたいな案が頭の中を過るようになってこりゃあかん。なんていうかこれは麻薬みたいなもので、考えないようにしようとしても、ふと辛いことがあるとそういうアイデアというか可能性が頭をよぎるわけよね。こりゃ駄目ですよ。
というか、死ねば解決する、とか簡単に言うが、この世に残された人たちにとっては問題山積み、山山山積みなわけであるのだ。あかん。まぁ、死ねばこの世に存在する自分の意識も消えるのだから(たぶん)、苦悩からも解き放たれる、とは思うがこの世ではそうであっても、あの世みたいなものがあって、そこで苦悩を引きずり続けるという恐ろしい可能性もあって、それはなかなか恐ろしい。
あの世。結局いつまでたってもこの世のわれわれはあの世についてはあーだこーだ妄想するしかないので、実際どんなもんなのかわからんのでこればっかりは本当に怖い。気がする。

関係ないけど、むかしむかしアートとは何ぞやということを一晩中考えた、とは言いつつ3時くらいで寝た気がする。
そもそも世界のこと、万物について表現しようとする試み自体が広義でのアート、であって、んで概念を言葉とか記号とかを使って表現しちゃうのが学問と呼ばれるもの、それ以外が狭義でのアート、というのはいかがでしょうか。
こう考えると文学ってどっちやねんとか思ったけれどもそもそもそうやって物事を言葉でキッパリ定義できるとかそういう前提に立つのがあかんねんなぁ、みたいなことを言って逃げる。