せかいとことば

世界は言葉によってつくられているし世界は絶えず言葉を生み出しているし。雑多な文章をつらつらと。

石と貝を干す

ずっと水槽に入れっぱなしの石と貝、なんとかシュリンプはいっこうに孵化する気配がなかったので水を捨てて石と貝を取り出して窓際に干した。濡れていた石と貝はすぐに乾いた。 窓際に石と貝を干して、これはなんだかおしゃれだと思った。よくわからんけど、…

【DIY】ドアのスピード調整方法(閉まるのが速い/遅い場合)

ドア。それはあらゆる建物についていて、毎日のように開け閉めされるものであるにも関わらず、あまり手入れのされないかわいそうなものでもある。友人の家に行くとものすごいスピードで閉まったり、逆に閉まるのが遅かったりと不便なドアをよく見かける。 調…

【DIY】ガスコンロの修理方法

ガスコンロ・カセットコンロは数年使っていればどこかが悪くなる。むしろ日々高温に耐えスープやらなんやらを浴びせられているのだから当然、よく頑張っていると褒めてあげたい。しかし、ガスコンロは構造が簡単だ。修理も簡単にできることが多い。 まず、…

【DIY】自転車を無料で修理する方法

自転車がパンクした。自分で修理をするのもやぶさかではないが、よく見るとタイヤ自体に亀裂が入っている。これはタイヤごと変えないとまたすぐにパンクするだろうから、タイヤ代だけでも2000円はかかってしまう…… かたや街に目を向ければ無数の放置自転車が…

海はどこへつながっているんだっけ

時間を持て余す年寄り、常連という雰囲気のあるトラックの運転手、自動車で旅行をしたい家族や恋人同士、バイクや自転車で旅行をしたい若者。これらによって主にフェリーの乗客は構成されている。スーツを着たビジネスマンというのは、目的地へ着くまでに丸…

ゴミ拾い概論

落ちているもの、捨てられているものを拾うということはこの21世紀の都市生活において唯一と言っても過言ではないほど、RPGを感じられる行為である。なによりも、お金がかからないのがすばらしい。そして、何が見つかるかわからないという不確定性。これに味…

酒を飲む、走る

意味もなく突然走り出したくなる、という人間なら誰しもが持つ本来的欲求(持つよね?!)のストッパーを容易に外してくれるお酒、がわたしは大好きだ。特に仕事帰りに、それも帰り道を歩きながら飲む缶ビールは最高だ。この地球上にはなんてすばらしい飲み…

そこは世界の着地点としては遠すぎた

「明けない夜がないのと同じように」などと人びとが語るとき、彼らは夜は明けるものだということを、暗に仮定している。一抹の疑いもなく。明けない夜がないように辛い日々もいつかは終わる、のではなくって、辛い日々がいつかは終わるように明けない夜もな…

それは生きているという感覚

登校中にいきなり走り出す小学生、そんなに急いでいるようでもないのに楽しそうに走り出す彼や彼女たちは、生きることへの喜びを、そのありあまる生命の力を抑えきれずに走り出すのだということをあの人はいつか教えてくれたっけ、わたしはもう22歳で、わた…

ぼんやりと思い出す、忘れる

さっきから隣に座っている人が頭を揺らしたり手を動かしたりしてリズムをとっていてそれはわたしの聞いている音楽と同期していて、ああ隣の人も同じ音楽を聴いている、とぼうっと考えていたけれどそんなことはない。ないはずだけれどそういったことが起きる…

愛してると山奥で叫ぶと愛してるとやまびこが返ってくる

この国のあらゆる橋には名前がついていて、それはとてもすごいことだと思います。 嘘だと思ったらあなたがいつも通る橋をよく見てみて。付け根のあたりに必ず名札がついているから。この前通った全長3メートルもないような小さな橋、橋と言われなければ橋で…

まばたきをするのがどうにももったいなく感じられてずっと目をつむったままでいる

生きていると、たまにいいことがある。どうしようもなく、だめだ、もうだめだ、何もやってもうまくいかない、すべてがだめになった、生きることに意味なんてない、と思ってしまったとしても、それでもなんとか無理をして生きていると、たまにいいことがある…

記憶のトリガーは引こうと思っても引けない

ぜんぶ好きだよ。きみも、きみも、きみも。ぜんぶ好きなんだ。わたしの好きなぜんぶが、そのぜんぶがわたしの好きなままでずっといられたらいいのに。いてくれたらいいのになあって思うんだけど、それでもやっぱり変わってしまうものだったりするんだ。好き…

好奇心で発電する機能

っていうかこれは現実、なのかもはやわからない、駅の構内ではおっさんが楽しそうな表情を浮かべ倒れ、無線機を胸に装着したこれまたおっさんが笑いながらそれをサポート、近くに立つ兄ちゃんがそれを心配そうに眺めており、それ以外の人民はまったくもって…

洪水みたいな日々だけど全部が面倒臭い

基本的に気力がない。だるい。めんどい。眠い。めんどい、という言葉は面倒臭い、という七文字を発するのがもはや面倒臭いがゆえに生まれた略語なわけであって、めんどい感が言葉全体からこれでもかと言わんばかりに溢れているからすばらしい。なんてどうで…

どうということもない

はあ。はああ。はああ。黄色いおしっこが出た。朝、出勤するとすぐにトイレに駆け込み便器のなかをのぞけば濃く鈍い黄色の液体が惜しみなくあふれている。 身体はいつだって正直だ。昨日は寝床につく前にマルチビタミンのサプリメントを3錠も飲んだ。一日1…

気持ちたちを動かしていくということ

悲しいことがあった日は悲しい顔をしよう。誰とも話したくない日は誰とも話さないようにしよう。そう考えても結局、笑ったりしてしまうし、誰かとおしゃべりをしてしまうし。そうできるということは、本当は悲しくなんてないんじゃないか、と思って、本当に…

午前四時半の静寂と四畳半の閉塞

午前四時半の静寂と四畳半の閉塞が溶け合うバルコニーの夜に交わる煙が世界との架け橋だったころ、この世のすべてをわかった気になって君だって連れさってどこへだって行けるって信じていたころ。 ころころと転がっていくビー玉のような心をコントロールす…

無限の可能性という名の布団の中で眠る

無限の可能性という名の布団の中で眠る、巡る季節に想いをはせながら平和を祈る、まあとにかくこれ以上悪くなることはないから安心しな、邁進しな、と自分に言い聞かせる、飛び交う罵声と葛藤のころ中二、道徳の授業中にフリースタイルラップ、不道徳きわま…

かなしいことがあった日は煙を吐き出すように歌い出す

気づけばあっという間に時間はたち、わたしは裸足で二十歳の原点に立ち返った、振り返った朝の八時、駅前コンビニ前に煙が立ち込み、立ち読みをする月曜日の朝の大名行列、大脳に情熱と冷静の間にこだまするプラットホームは未完成、形而上学的で音を置き去…

口ずさむことでコントロールする混沌を楽しむ

音楽と煙、居眠りしてたら気づけばこんな時間、視姦されすぎて街を歩くのも困難でこんなんで毎日はいいのかって言い聞かせても稼いでもなくなるお金の価値を疑う、ところから連なる言葉は生まれる、打たれる、洪水のような雨と香水の香り、温水になっていく…

惑星として存在している

もうだめだ、もうだめだっていったい何回考えては何回夜になって朝がきてまた夜になってだめになってを繰り返しただろう。そんなことを繰り返していてもまた同じ「だめ」は現れては消えてを繰り返していく。それは何にも進歩もない、どこまで行っても平行線…

眠る、そして歩く

人間ってそもそも欠陥を抱えた生き物なわけ、一日のおよそ三分の一を睡眠に費やさないといけない。人生のおよそ三分の一を何もしていない時間に費やさなければいけない。機械の世界、コンピュータの世界へ行ったら笑われてしまうだろう。そもそもそんな性質…

わたしは死なない

「わたしは死なない」って書こう、書き初め、大きく大きく書こう、今年一年の目標はそれ、達成できたら大きなパーティをしよう、来年の師走にさ、みんなを呼んで、みんなって誰、って話ではあるけれどとにかくみんなを呼んで、大きなパーティをする、いつぶ…

「妄想赤ちゃん」第一回

家に帰ると赤ちゃんがいた。正確に言うと、家に帰ってジャージに着替えてソファに座り、ぼーっと部屋を眺めていると、その存在に気がついたのだった。それは赤ちゃんだった。小さくて、頬はぷくっとオレンジ色に膨れた、赤ちゃん。いつからここにいたのか、…

くるまった夜は眠りについたままで凍っている

希望と絶望と熱望の日々も鉄棒をしている間にすべては回る、くるくる逆上がりをし続けるように回る地球も、時代も回る、回るから眠ってしまうと溶けそう、だめになってしまいそうでこのままずっと起きていたいと思ったのだけども朝は来て、また朝焼けで朝起…

お酒に頼らなくても元気でいたい

年の瀬。一年の反省なんて、ぜったいにしない。だいたい、「年」ってなんなんだ。天文学や物理学の時間を表す基本単位は「秒」だ。秒単位で生きているのだ、わたしは。秒で生きる。 地球でしか通用しない、しかも閏年という誤差が発生したりするような欠陥…

大丈夫、まだなんとか生きていける、わたしは死なない

右を見ても左を見ても上を見ても下を見ても坂道。坂道地獄。保土ヶ谷区のどっか。坂道しかなかった。坂だらけの人生。みたいな。うふ。 坂の上にある大学、高校の同級生がその大学に通っていた。近くの、学生寮に泊めてもらった。まだ十代のころ。国際色豊…

リハビリ 3

頭の中でずっと鳴り響いている音、言葉。それらをかたちにすることは難しい、狂おしい、ほどに移り行く世の中、のなかでなんだか、甲高い声が鳴り響いている、頭の中。裸のまま、街の中を練り歩く裸の王様、収まらない言葉がとめどなく、身体の中を溢れてく…

いいときはいいけど、悪いときはとことん悪い

わたしはむかし、雪の降る街に住んでいた。いまは、まったく降らない街。なんていうか両極端なんだよなあ、雪は降らなければ降らないでいいのだけれど、まったく降らないというのもどこか物足りない。たまには降って欲しい。あわよくば積もって欲しい。市バ…